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脱着交換が簡単なスタッズシステム(Easy Removal & Renewal Studs system)”ERS”

こんにちは。ご無沙汰してます。

年に10数回の釣行でも4年も経てばウェーディングシューズ裏のフェルトはすり減ります。「すり減らないようにつま先やかかとにスタッズを打ち付けたとしても」です。

さらにフェルトに打ち付けたスタッズ(beststuds #1100)の抜けが酷く、打ち直しも困難なため今回は張り替えに加えて、強固にスタッズを固定し脱着も簡単なシステム構築を目指しました。

 

# 1100(50本)

 

 

 

 

2012年頃購入した1足目のsimms ガイドブーツ(写真上左・サイズ9)は張り替えが面倒で放置し、2016年頃2足目、のガイドブーツ(写真上右・サイズ10)を購入。土踏まずにsimmsのハードバイトスタークリーツを4つ、各所にスパイク(bestgrip)を埋入。これはなかなか良かったけど、フェルトなのでどうしても倒れたり抜けたりします。また5年経過でつま先のミッドソールが露出してきたので、2足まとめて張り替えです。

フェルトの簡単な剥がし方

まずは古いサイズ9の方。熱湯につけるとかいろいろ方法はありますが、アセトン(ネイル剥がしで使うみたい)をフェルトに垂らしてロッキングプライヤーを使うと握力いらず剥がせます。

あらら。スタッズを打ち込んだ部分には亀裂がはいっています。

 

 

用意した物

さて、張り替えるのは シマノ ジオロック・カットラバー ピンフェルトソールキット 4L 。これにスタッズを取り付けますが、前もって半田ごてで下穴を開け、ステンレス爪付きナット(5mm)を埋め込むことで、スタッズを強固に固定できます。

ミッドソールに残った接着剤を念の為ベルトサンダーで削り、両面にグルーを塗って圧着。


幅が足りませんが、一応完成。ご覧の通りさまざまな組み合わせを試せます。

2足目はフェルトを剥がさず、5mm程度残すように削って貼り付けました。この方が確実に接着できると言う話です。一番ごついカッターの刃もあっというまに切れなくなるので10枚ほど用意しましょう。


こちらはジオロックでは小さいため市販のフェルトを切り出して、同様に爪付きナットを埋め込み、貼り付けました。フェルトが余ったのでカカトも付けました。

土踏まずにはサンスイオリジナルのアルミスタッズ

踵にはハードバイトスタークリーツ(摩耗しにくく薄い)

 

 

スタッズの加工・部材の選定について

アルミバイトクリーツはそのままだとネジ頭が飛び出てしまうので、10ミリのドリルで少し掘り下げておくと納まりがよくなります。

サンスイのアルミスタッズは5mmネジが通るように穴を拡張するだけなので、いちばん使いやすいかな。

ただ高さが6mmあるのでカカトよりも土踏まずに使用するのがいい感じ。

スタッズの固定にはより頭が小さい 小ねじ 小頭ステンレス 5×15 を使用してます。

5×15 (+)皿小ねじ 小頭 (ステンレス)(パック品) 大阪魂 41690652

使用感と注意点

 

何度か釣行で使いましたが、ジオロックソールはフェルト、ラバーピン、スパイク、アルミスタッズのどれかがグリップしてくれるので、とても安心感がありました。ぜひ5Lサイズを出して欲しいですね(笑)

切り出しフェルトの方は土踏まずのアルミスタッズがしっかりグリップしてくれるので怖さは全くありませんが、カカトを含めソールの分厚さ(高さ)が気になりました。接着面もあまりきれいではないので、2mmまで削るかフェルトをすべて剥がすのがいいかな。

最新のsimmsのシューズは同じように雌ネジが埋め込まれています。他社メーカーや張り替えの時に一工夫すると同じ恩恵にあやかれますよ。

スタッズの交換はドライバー1本で簡単だけどネジ穴に砂が入り込まないように注意。

 

あ、最後に。。フェルト用のグルーは多めに用意しましょう。1足1本ぐらい

 







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