creepy?ツアーに同行したよ 『A21フレームとブッシュの違い』
先日、JYKKライダーのてっちゃんと東北ライダーのオギちゃん率いるcreepy?ツアー2017に同行させてもらいました。
場所はぴっぷスキー場。合計22名。5時間と昼食付きで2800円と良心的です。

上からの良い眺め。連日の山→飲みなのに彼ら彼女らはとても元気です。

今期発売のAP2ボードに乗る カッチ
A20フレーム+B.A.K.Pro(ミディアムブッシュ)+AP2
このツアーに合わせてパウダーマスターを買った BOSS ひねりが入っていてかっこいい!
A21フレーム+B.A.K.Pro(ハードブッシュ)+パウダーマスター
自分は70フレーム+jykk純正ブッシュ+パウダーマスターです。
この3台を比較して思ったことを書いていきます。
まずはフレームの違いについて
今期発売のA21フレームはA20に比べて約4センチ長い設定になっていますが、その乗り味や違いについてはいまいち伝わってきません。

出典:northpoint
A21フレームに乗るてっちゃん・BOSS に聞くと・転びそうなシーンでもリカバーしやすい ・自然な姿勢でスクートの中心に乗れる
と、ネガティブな意見はありません。
僕とBOSSのスクートに違いはフレームとブッシュだけ(ハンドルも同じ)で比較しやすいのですが、実際乗ってみても違和感はなく、自分のものよりも安定感が増し、例えて言うなら車でいうホイールベースがわずかに長くなった感じでしょうか。かといってバニーホップ180は普通にできます。
しかし、インサートホールが少ないボードだとフロントボードとリアボードが離れ、パウダーでの浮力に影響あるかもしれません。
次にブッシュの違いについて
カッチとBOSSのブッシュはsnowcycleworld さんのB.A.K.Pro
非貫通ブッシュの弱点である伸び方向・横方向など求めない動きを制限しているものです。ブッシュが伸びるとエッジが抜け、特に圧雪バーンでのターンの不安定さに繋がります。
「パウダーボードだし、圧雪滑らないし」と、非貫通ブッシュの楽さを享受する替わりに、エッジ感を諦めていましたが、このB.A.K.Proはいいとこ取りしているわけです。超・超・期待してました!

圧雪バーンでは1ターン目でわかるほど違います。
雪面の凹凸は程よく吸収してくれるので、ターンの入りもスッと決まります。とても素直というか普通。
で、通常の非貫通ブッシュではターンのマキシマムで起こる「グニャ」という伸びの動きもありません。
いつもは「グニャ」でバランスを崩すのでターンを止めていましたが、最後の最後まで乗り込んで行けました。
んー。。予想以上でした。
最後に
剛くんに撮ってもらったGopro 動画です。
コンディションは圧雪したばかりの中斜面です。
BOSS(男性)のスクートA21フレーム+B.A.K.Pro(ハードブッシュ)+パウダーマスターは慣れているパウダーマスターの乗り味(ロングターンが得意)ですが、いつものワンテンポ遅れる感じがなく、気持ちよく滑ることができました。
カッチ(女性)のスクートA20フレーム+B.A.K.Pro(ミディアムブッシュ)+AP2は通常の速度だと軽快でとてもいいのですが、スピードが上がると抑えがきかず、2段エッジになりフレームアウトしてしまいました。ハードブッシュにしたらもっと限界スピードは上がるように思います。
AP2はパウダーボードのような重さがなく、乗り味がとても軽いのが印象的でした。
当然フレームの違いもあるので、この2つを切り離さないと本来の評価にはなりませんが、Aフレーム+AP2の組み合わせはとても多いと思うので、そのまま取り上げました。
パウダーマスターはその名の通り深雪用なので用途が違うのですが、強いボードなのでブッシュさえ伸びなければスピードを上げても破綻することなく深いロングターンを楽しむことができました。しかし本州の硬いアイスバーンではどうなるか予想がつきません。硬いアイスバーンではトリニティのようなボードが良いと個人的には思っています。
と、真面目にインプレをしましたが、久しぶりに会った方々、初めましての方々、ブログ見てくださった方 と一緒に滑れてとーっても楽しかったです。来年もまた来てくださるようなので楽しみにしてます。来年は飲み会から参加しよーっと。

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