錆との戦い その4(ショックアブソーバー編)
錆との戦いも、ここまで来ました。その4
ある日、嫁に「車の乗り心地が悪い!」に言われ。「なにをバカなことを・・」と乗り込んだら。ボヨヨーーン。道路の段差でもボヨヨーン。信号待ちでもボヨヨーン。
フロントのショックアブソーバーの付け根がが左右とも折れていました。そんなわけでまた錆との戦いが始まりました。
錆との戦い その1(室内編)
錆との戦い その2(外装編)
錆との戦い その3(ミッションマウント編)
DAY1
タイヤを外してみると。この通り。
上部は17ミリのナットで留まっていますが、錆でぼろぼろ&固着しているので、早々に諦めナットを破壊する方針で。
ナットブレーカーをグイグイ食い込ませてから、延長鉄パイプでぐいっ。

だめです。
しばし途方に暮れます。

ラスペネをたっぷり吹いて 1日目終了
DAY2
タガネとハンマーでがんがん衝撃を与えて、再度ラスペネを吹き。ロッキングバイスプヤイヤー+鉄パイプ延長 でバキンッとゆるみました。
とはいえ、回転は渋いままなので、バイスプライヤーで少しずつ回してついに外れました。フランジ付きのナットなのでナットブレーカーで割れない訳です。

ここまで6時間。そして新旧比較。

周囲の錆にはいつものようにノックスドールUM1600を塗ります。

DYA3
さて、反対側は前日の反省をふまえて、事前にラスペネを吹いておきました。さらに遮熱をしたうえでバーナーで炙ります。ナットが膨張して固着が取れるといいのですが・・・
ロングギアレンチ ×
ナットブレーカー +鉄パイプ ×
ロッキングバイスプヤイヤー+鉄パイプ ×

またしても途方に暮れます。

気をとりなおして、超硬バーで削ります。


パキッ と音がして少しだけ回りました。 勝利の瞬間です。
180°回して、再度ナットブレーカーをねじ込み外しました。

結局こちらも6時間。
同様に周辺にノックスドールUM1600を塗って一段落。
取り付けるのは純正のショックアブソーバー。1本15000円ぐらいしますが町乗り~高速~オフロードまで高次元でバランスとれているとの評価です。

これでボヨンボヨンとはおさらばです。
DAY4
フロントが折れたということは。リアも危ないかもしれないので、こちらも予防的に交換します。
下部の19mmのナットはあっさり外れます。上部は入り組んでいますが、コイルスプリングを外さなくても工具が入ります。
事前にラスペネを吹いておいたので、ロングギアレンチでなんとか外れましたが、外れなければ17mmのディープソケットが必要です。

フロントと同様に周辺にノックスドールを塗ってから取り付けました。

元々純正だったので乗り心地は変わりませんが、精神衛生上交換して良かったと思います。

