snowscootとFlyfishingとフクロウのブログ

ウェーディングシューズの魔改造

以前にも書きましたが ウェーディングシューズをいろいろといじっていると、季節ごと、フィールドごとによって使い分けたくなります。

g3_guide_boot_felt

現在の使い分けは

川:simms Guide Boots フェルト+スタッド(写真はG3 Guide)

止水、初冬:simms RiverTek BOA Bootビブラムソール+スタッド

rivertek_boa_boot_vibram_450
真冬、早春:ネオプレーン ブーツフィット

8525_sub1

 

 

 

 

 

 

 

 

初冬にRiverTek BOA Boot ビブラムソールを使うのは、フェルトソールだと雪が付着してとても歩きにくくなるばかりか、笹の上で滑って川に転落とかあるからです。先週の釣行時も積雪がありビブラムソールのありがたみを感じましたが、川の中ではすり減ったビブラムソールはとても滑ります。

「あーそういえば円高の時にまとめ買いしたアルミスタッド余ってたな-」

PA290007そんなわけで、スタッドを足してなんとかしようとバシバシ打ちました。

ptgn-79315-1
イメージは patagoniaのRock Grip Wading Boot – Aluminum Bar


PB050002 

さてさて、どうなるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

もう一つの懸案事項、真冬〜早春です。
最近はレイヤリングがよくなってきたのか、1年を透湿ウェーダーで過ごす方もいるとききますが、自分は基礎体温が低く、とても耐えられそうにないので、ネオプレーンブーツフィットウェーダーです。特にもっとも冷えるつま先のクリアランスはブーツフィットでしか得られませんし。

ただ、ネオプレーンブーツフィットウェーダーはフェルトソールばかりで着雪の悩みがつきません。粘土質の斜面で滑り落ちたこともあります。そこで去年から計画していたラバーソールへの張替えを実行しました。

 

用意したのはシマノのジオロックスパイクソール3L、ダイワのベリピタの様にマジックテープで張替えが可能で、シマノ製品の交換パーツとして販売されています。51cyRRWsysL._AA300_バイスプライヤーで踵を剥がし、

P7180001

80番のベルトサンダーで削ります。

P7180006

 ピンの周りは熱を持ちやすく、化学繊維のフェルトは容易に溶けます。

P7180008
水に付けておくかパーツクリーナーを吹き付けてから削るといいです。(発火に注意)
この作業が一番大変。楽しくないので数日かけて3ミリ程度残して削ります。PA030494

後は通常のフェルト張替えと同じです。

 

 

一番大きい3Lでも幅が足りませんでした。。

PB050003

PB050004

PB050006


粘土質、積雪期には良さそうなソールパターンです。
シマノ XEFO ジオロック CRウェーダーに体型が合う方は素直にそれを買って交換するのがいいでしょう。
 

1 person likes this post.

6 Comments

  1. satoruさん、こんばんは!
    私は皮下脂肪が厚いので下半身のほうは寒さに強いのですが、末端冷え性なようで12~4月は爪先だけはいつも痺れています。
    ウェーダーが何と20年前のものですので、ブーツ部がしょぼい(ほとんど長靴)のかもしれません。最近の製品はブーツ部の内側に加工がされてたり、水圧で潰れないよう硬く作られていたりしているようなので、比較的暖かいのでしょうか?
    また、冬季はそれほど川の中を遡行するわけではないので、フェルトソールでなくてラバーソールがいいなぁと思っているところでした。今年の春には泥底でツルツル滑ってヒヤリとしていますし・・・。ただ、加工が大変そうですね。
    シマノ XEFO ジオロック CRウェーダーはカッコいいですね、高いけど(笑)

    • andieさん、こんにちは。
      足先しびれますよねー。15年前に買ったネオプレーンウェーダーの時は寒さでしびれていましたけど、今回の物に買い替えてからはなくなりました。薄く、軽くなってますし、少しずつ進歩してますよ。そして加えてsimmsのExtremeソックスですね。抜群に暖かいです。
      ただ、他メーカーの物よりも厚みがあるので、つま先に余裕があるならおすすめです。

      僕も別寒辺や猿払のような場所をイメージして作って見ました。仰るとおり、冬季はあまり歩かないのでラバーソールのブーツフィット売れると思うんですけどねー。ラバーソールは1つあると重宝しますよ。
      フェルトを均等に削るのはなかなか大変なので、工賃かかりますけどショップにお願いするのがいいと思います。もう二度とやりたくないデス。。

  2. こんにちは。

    僕も昔フライをやっていましたが、さすがに積雪期まではやりませんでした。
    satoruさんはかなりのフライ好きなんですね!

    ベルトサンダーを持っているところが一般人ではないですが(笑)
    仕事道具ですか??

    加工物が溶けるとありますが、速度調整ができないタイプでしょうか。速度調整ができないと不便だったりしますよね。

    • なっちゃんさん。こんにちは。
      そうですねー。昔は競技スキー、オフロードバイク、自転車なんかもやってましたが、子供できても最後まで残ったのがフライフィッシングですね。これだけは死守するつもりです。

      自分で出来そうなことは自分でやりたいので、少しずつ工具を集めていったらこうなりました。速度調整とか一切なしなので、いつも爆音をひびかせています。あ、グラインダーだけは調整できるものに買い替えました、あれ危ないですもん(笑)

      なっちゃんさんに教えてもらったエアーホースリール、重宝してます!あれ最高です。
      来年辺りはチェーンソー買っていそうですね。

  3. 初めまして。
    古い記事へのコメントすみません。

    私もフライをやっており、ラバーソールのシューズ購入を考えております。デザインや価格的にこれと言ったものが見つからずソール張替えを模索しているところにこのページを見つけました。

    接着部の耐久性や選択されたラバーのグリップ性能、アドバイスなど頂けると助かります。

    宜しくお願いします。

    • tken3さん。コメントありがとうございます。
      使用頻度にもよりますが、いまのところトラブルもなく快適に使っています。
      フェルトとは踏んだ感触は違います。スニーカーに近いというか、足裏感覚がいいというか、尖った石を踏むとわかります。

      ピンがいい働きをしてくれるときもあれば、タイルのような滑沢な面がある場所、ツルツルの岩盤などは接地面が少ないのですべります。(もっともフェルトでもすべりますけど)粘土ではラバーがグリップし、岩やテトラではピンが噛んでグリップします。ピン抜けもありません。

      欲をいうと3Lより広い4Lがあればいいのですが、いまのところ不満はありません。
      足と体型にあうシマノ製ウェーダーやシューズがあればいいのですが、、、、

Leave a Comment

Optionally add an image (JPEG only)