錆との戦い その1(室内編)
1999年式の国産車は前オーナーを経てうちにやって来ました。登録から15年経ち、いろいろ場所に錆が浮いてきたので重い腰を上げて作業します。 ドアノブの下、フェンダー、当然下回りも。積雪地なので仕方ないのかもしれませんが、走行距離は9万キロ。このまま朽ちていくのはしのびないので延命処置を施します。長い戦いになるとおもいますが、少しずつやっていきます。 今回は室内編。 まずは14 mmソケットでシートを外し、内装も外し、カーペットをめくります。 いきなり出ましたね。水が貯まる場所、室外と通じている場所はことごとく錆ています。
シートの真下はアスファルト系のシートが貼ってあり、それ以外の部分がやられています。
もっとも酷いのはアクセルの下。
シートの足もやられています。
浮き錆と塗装をワイヤーブラシとスクレイパーで落とし、旧車レストア御用達のPOR15を塗ります。ハチミツ状の塗料で硬化まで数時間かかりますが、頑丈な、なおかつ柔軟な皮膜で酸素と水分をシャットアウトし錆の進行を止めます。
穴が空いている場所はエポキシパテで塞ぎます。
クリップが入る部分にはシリコーン系コーキングを塗ります。
後部座席横。やはり錆びています。。。水が溜まりやすい場所にはシリコーンコーキングされているのですが、なぜか後部座席横にはされていませんでした。ガッカリ。 同様に処理し元に戻して作業終了です。 内装剥がしとドライバー、シートを外すソケットがあればできる作業なので10年を超えた車両は一度見たほうがいいでしょう。 お疲れ様でした。
No Comments
Trackbacks/Pingbacks